引越ししたら住民税の支払いは重複になるの?引越しの住民税の手続きまとめ

引越しをすると、住民税ってどうなるのか気になりますよね?
住民税はその名の通り、住民がその地区に対して払う税金です。

引越しをすると、引っ越し前・引越し後の2つの地区に住んでいることになるので、「もしかして住民税を二重に支払うの!?」なんて不安にもなります。

引っ越しママ

引越しすると、2つの役所から住民税を請求されちゃうのかな!?

引っ越しプロ

そんなことないです!心配しなくて大丈夫ですよ!

結論から言うと、引越しに伴う住民税の手続きはとくに行うことはありません
それに、重複して支払う心配もないので、安心して大丈夫です!

この記事では、引越しの住民税についてまとめてみました。
ぜひ最後まで目を通してくださいね!

そもそも住民税とはなに?

住民税とは都道府県民税と市区町村税を合わせたもの

住民税とは

「そもそも住民税とは?」について、簡単に紹介します。
住民税とは、以下の4つからなる税金のことです。

  • 都道府県民税……所得割4%
  • 都道府県民税……均等割1800円前後
  • 市区町村民税……所得割6%
  • 市区町村民税……均等割3500円前後

「住民税は所得の10%」とよく言われますが、以上のような内訳になっています。

この中に出てくる「所得」とは、個人事業主の場合、売上から経費を差し引いた金額のことです。
(会社員の場合は、毎月の給料から天引きされています。)

このように、稼いだ額に応じて税金を払ってもらう、というのが住民税の考え方です。

住民税は前年の所得を翌年の6月から支払う

住民税の支払い期間

先ほどいったように、住民税は所得の金額によって決まります。
その所得とは、いつからいつまでの期間の所得なのかというと、1月1日から12月31日までです。

この期間の所得をもとに住民税が計算され、翌年の6月から納付の開始になります。

このように、住民税は、その年に課税される所得税とは異なり、前年度の所得に対して課税される、という違いがあります。

引っ越しママ

所得税は、後払いなのね~

住民税は、地域によってビミョーに違う!

実は、住民税は地域によって微妙に違います
わたしはちゃんと調べるまで、てっきり全国一律だと思っていました(笑)

例えば、都道府県標準課税は4%が基本ですが、神奈川県では4.025%です。
また、市区町村標準課税は6%が基本ですが、名古屋市では5.7%です。

他にも「均等割(都道府県標準課税)」の基本は1500円ですが、宮城県では2700円です。
また「均等割(市区町村標準課税)」の基本は3500円ですが、横浜市では4400円です。

このように、住民税は地域によって微妙に違うので、引越しによって支払額が変わる可能性がありますね。

引っ越しママ

住民税って、全国一律だと思ってたよ~!

引っ越しプロ

住民税は、名古屋市が一番お得で、夕張市が一番高いみたいですよ!

参考サイト:https://juuminzei.com/html/tiiki.html

引越しすると住民税の支払先はどこになるの?

住民税は1月1日に住んでいた役所に支払う

住民税の支払先は、1月1日に住民票があった役所です。
納付先の変更時期は、引越し日ではありません。

ですから、たとえ1年間の間に何回も引越しをしたとしても、住民税の支払先は1つの役所だけです。

二重支払いの心配はない

以上のことから、引越しによって住民税を二重に支払うことはありません。

例えば、2020年の3月に引越した場合を考えてみます。
この場合、2020年1月1日に住民票があるのは旧住所の役所です
したがって、2020年6月に開始する住民税の支払先は、引越し後であっても旧住所の役所になります。

そして2021年6月に支払う住民税は、2021年1月1日に住民票がある新住所の役所になります。

文字にすると分かりづらいかもしれないので、上の図を見てくださいね。

年末年始に引っ越すなら住民税の支払先を選べる

以上のことから、すこし裏ワザ的ではありますが、年末年始に引っ越す予定がある場合、住民税の支払いを選ぶことができます

例えば、年末年始の休みを利用して、税率の高い夕張市から、税率の安い名古屋市に引っ越すとしましょう。
この場合、年内に引っ越すよりも、1月1日以降に引越した方が住民税が安いのでお得なのです(笑)

もし、条件が揃えば使える節税テクニックですね!

引越後の住民税の手続きや支払い方法は?

住民税の手続きについては、特に何も行う必要はありません。

住民票を移動(転出届・転入届の手続き)すれば、住民税の変更手続きは役所が自動的に行ってくれるからです。

住民票の移動の手続きについては、以下の記事を読んでくださいね。

自分で住民税を払っている場合

住民税の支払い方法については、個人事業主など住民税を自分で支払っている場合、手元に持っている納付書で支払えばOKです。

1回で1年分を支払うか、4回に分けて支払うかを決めているはずなので、引越しをしても住民税の支払い金額が変わることはありません。

なお、住民税の納付書が送付されるのは、通常6月頃になります。

会社員の場合

会社に務めている会社員は、会社に引越ししたことを伝えるだけでOKです。(もちろん、役所への住民票の移動手続きは行います)

会社に勤めている正社員・アルバイト・パートは、給与所得者です。
この場合、基本的に会社が給料から天引きする形で住民税を納付しています。

そのため、住民税の支払い手続きに関しては、引っ越したことを勤め先に伝えるだけで大丈夫です。
また、住民税の滞納の心配もありません。

住民税の納付期限を過ぎるとどうなるの?

住民税を個人で支払っている場合には、住民税を滞納しないように注意しましょう。

もしも住民税の支払いを忘れると、20日以内に督促状が届きます。
また延滞金が発生します。

支払いの延滞が続くと、最終的には資産が差し押さえられてしまいます。

もし支払いが困難な場合は、あなたの方から早めに役所に相談をしてください。
そのことで、無理のない支払計画を立てられることがあります。

なお、先ほどいったように、お給料をもらっている人は、滞納の心配はありません。

まとめ

ここまで、引越しの住民税について、紹介してきました。
まとめると、以下のようになります。

  1. 住民税は、前年の所得を翌年の6月から支払う
  2. 住民税は、1月1日に住んでいた役所に支払う
  3. したがって二重支払いの心配はない
  4. 引越後の住民税の手続きは、特に必要なし
  5. 住民税は、納付期限を過ぎないように注意!

住民税の手続きは、住民票の手続き(転出届・転入届)をしっかり行っていれば大丈夫です。
なお住民票の移動は期限があるので、引越し後14日以内に行ってくださいね!



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この記事に登場する専門家

ほんとに全国一位だ!

営業成績10年連続全国1位
引越しプロ:Dさん
2006年より、とある大手引越し会社の営業を担当。営業成績10年連続全国1位を達成。現在、営業管理職。これまでの豊富な経験を元に、引越しのぶっちゃけ節約術を、こっそりとシェア。好きな食べ物は、広島風お好み焼き。現在、二児のパパ。