引越し前日の冷蔵庫の準備まとめ!冷蔵庫の電源はいつ切る?水抜きの手順や発砲スチロール

※この記事は某引越業者の営業主任 Dさん(本名非公開)が監修しています。

「引越しで冷蔵庫の準備は、どうすればいいの?」
「冷蔵庫の電源は、いつ切ればいいの?」
「冷蔵庫の水抜きの手順や、中身の処分の段取りは?」


こんにちは!
引越し情報専門サイト「引越しママのみかた」を管理&運営している、よしみです。
 

引越しで冷蔵庫を運ぶ前日には、霜取りと水抜きをする必要があります。
また、冷蔵庫の中身の処分についても、計画的に行って行く必要があるんです。

引っ越しママ

引越しの冷蔵庫の準備って、前日にコンセントを抜くだけでいいんだっけ?

引っ越しプロ

食材の処分もあるので、もう少し計画的に行った方がいいですよ!

この記事では、引越し当日までの冷蔵庫の準備や水抜きの手順についてまとめてみました。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね!

引越し前日の冷蔵庫は霜取り・水抜きが必要

引越し前には、冷凍庫の中の霜を取る必要があります!

引越しで冷蔵庫を運ぶときには、事前に「霜取り」と「水抜き」が必要です。

  • 霜取り:冷凍庫の中に自然にできた霜(氷)を溶かすこと。
  • 水抜き:蒸発皿という部分にたまった水(霜取りで溶けた水)を捨てること。

引越し前には、霜取りと水抜きをきちんとしておかないと、冷蔵庫を運ぶときに水が漏れて、車の中や他の荷物が水浸しになってしまいます!

そんなことにならないように、引越し前にはこれから紹介する冷蔵庫の準備を、しっかりしておきましょうね!

引越しの際の冷蔵庫の霜取り・水抜きの手順

引越しの際の冷蔵庫の霜取り・水抜きの手順は以下の通りです。

1:冷蔵庫の食品類をすべてとりだす

(参照:日立の冷蔵庫

冷蔵庫の中の食品・飲み物・野菜など、すべてのものを取り出して、不要な食材は処分します。
冷凍庫の中の冷凍食品、製氷ケースの中の氷や給水タンクの水も取り出します。

ちなみに、うちの冷蔵庫には納豆のタレ(使わなくて余った分)が大量に入っていて、こういったものは処分できるチャンスですね(笑)

2:電源・コンセントを抜く

冷蔵庫の電源を抜いて、冷凍庫の扉を開けておきます。
電源を抜くと冷蔵庫内の温度が高まって、霜が溶けて蒸発皿に水が溜まります。

自動製氷の機能がついている冷蔵庫は、製氷停止にして給水タンクの水を捨てて、製氷室の氷は捨てるか食品の保冷に利用します。

3:調節脚を上げる

調節脚がある冷蔵庫は、足カバーを外して、調節脚が床から離れるまで回します。

冷蔵庫の機種によっては、調節脚を回すための専用の工具があるので、それを使います。

4:霜を取る

冷凍庫内の霜は、時間が経つと溶け出していきます。
周りが水浸しにならないように、タオルを敷いておくと安心です。

時間がない場合には、ドライバーなどで氷をガンガンと叩くと、ぱかっと外れます。
でも、無理をすると冷蔵庫の内側の壁を傷つけるので注意してくださいね。

5:排水する

蒸発皿に水がたまるので、その水を捨てます。
蒸発皿は、冷蔵庫の下側にあったり後ろ側にあったりと、機種によって位置が違います。

排水口がある大型の冷蔵庫の場合

1:排水口の下に水を受ける容器(高さ2cm以下)を置きます。

2:排水栓を回してはずし、排水口奥にある薄膜をドライバーなどで突き破る(2回目以降は不要です)

3:水が出なくなるまで抜き、背面上部の運搬用手掛けを持ち冷蔵庫を傾けて、残りの水を抜きます
( 容器が冷蔵庫に当たり、冷蔵庫を傾けることができない場合、図のように容器をのけてから水が出なくなるまでぞうきんの上に水を出す)

もし、わからない場合は、説明書で確認してください。
インターネットで冷蔵庫の機種を調べれば、説明書がダウンロードできるものもあります。

掃除する

冷蔵庫の中が空っぽになったら、冷蔵庫の掃除をする、またとない機会です。
この機会をのがさず、冷蔵庫をキレイにしてしまいましょう!

冷蔵庫を掃除するときは、安心で安全な重曹(重曹水)を使うのがおすすめです。
重曹水の作り方については、後述します。

引越し時の冷蔵庫の電源の注意点

引越しで冷蔵庫の電源を切るのはいつ?何時間前?

「冷蔵庫の電源は、いつ切ればいいの?」という疑問があると思います。
結論からいうと、冷蔵庫のコンセントを抜くのは引越しの前日~2日くらい前が理想です。

冷蔵庫や冷凍庫の中を掃除することを考えると、季節によっては引越し前日では少し遅いかもしれません。
冷凍庫内の霜が溶けだす時間は、霜の量などにもよりますが、目安として「夏場:10時間、冬場:15時間」なので、余裕をもって冷蔵庫の電源を抜いておいた方が、掃除をする時間をしっかりとれますよ。

メーカー別:引越した後に冷蔵庫の電源を入れるタイミングは?

引越して冷蔵庫を新しいお部屋に運んで、すぐに電源(コンセント)を入れてもいいのか不安になりますよね。

よく「冷蔵庫を設置して30分~1時間ほど空けてから、コンセントを入れてましょう」なんて話を聞きます。

それって本当なのか気になったので、冷蔵庫の電源を入れるタイミングについて、メーカー別にきちんと調べてみました。

日立の冷蔵庫

⇒運び入れたらすぐに差し込んで問題ありません。

東芝の冷蔵庫

⇒お手入れなどで一度電源プラグを抜いたときや、停電したとき、ヒューズ・ブレーカーが切れたときは、5分以上待ってから電源を入れてください。

シャープの冷蔵庫

⇒設置後すぐに電源プラグをコンセントへ差し込んでも大丈夫です。

パナソニックの冷蔵庫

⇒お手入れ、部屋の模様替えなどで冷蔵庫を移動させるために電源プラグを抜いた時は、すぐに電源プラグを差し込まず、約7分ほど待ってから、電源プラグを差してください。
これは、コンプレッサーへの負担を少なくする効果があります。

三菱の冷蔵庫

⇒設置後、すぐに電源プラグをコンセントに差してください。

結論:冷蔵庫の電源を入れるタイミングは、メーカーによって、ばらつきがある

以上のように、引越し後に冷蔵庫の電源(コンセント)を入れるタイミングは、メーカーによってばらつきがありました。

すぐに電源を入れない方がよい理由は、運送するときの振動でコンプレッサーの中のオイルが冷却機関に流れこんだり、すぐに電源を入れると圧縮機に無理がかかったりするから、ということでした。

それでも、30分~1時間までは空けなくても大丈夫みたいですよ!

冷蔵庫を設置したら、食材はすぐに入れていいの?

電源を入れてあと、冷蔵室や野菜室であれば、冷蔵庫を設置した後すぐに食品を入れて問題ありません。

ただし、冷凍食品などをすぐに冷凍庫に入れてしまうと、かえって全体が冷えるのに時間がかかります
十分に冷えてから(夏場なら半日~1日くらい、冬場なら4時間くらい)、食材を入れるのがおすすめです。

引越し時の冷蔵庫の中身の処分について

冷蔵庫の中身を処分するには、どういう段取りで行って行けばいいの? という悩みがあると思います。
そこで、引越しの日程にあわせた中身の処分の段取りを紹介しますね!

冷蔵庫の引越しの段取り

引越しの2週間前~1週間前

冷蔵庫の中身を確認して、食材を整理しながら献立を考えていきます。
冷凍食品が多い場合は、発砲スチロールの準備(後述)をします。
あたらしい食材は、なるべく買わないか、少量ですむようにします。

引越しの2日前~前日

冷蔵庫の電源を抜いて、霜取り・水抜きを行います。

引越しの前日

冷蔵庫の掃除をします。
掃除には、中性洗剤よりも重曹を使うのがおすすめです(後述)。

引越しの当日

冷蔵庫の中身を空っぽにしているのを確認して、電源コードはヒモなどで縛っておきます。
冷蔵庫の中のトレイの固定は、ガムテープだとはがすのが大変になるので、100均などで売っている養生(ようじょう)テープがおすすめです。

冷蔵庫の扉は、テープで止めなくても大丈夫です。
毛布にくるんで、引越し業者が手際よく運んでくれるのでお任せしましょう。

引越し先での設置

新しいお部屋に入ったら、どこに冷蔵庫を置くのかを、引越し業者さんにハッキリと伝えましょう。
冷蔵庫をあとから動かすのは、大変だからです。

冷蔵庫を置く場所は、次のような条件が理想です。

冷蔵庫を置く場所

  • 風通しが良い
  • 直射日光があたらない
  • ガスやオーブンに近すぎない

冷凍庫の中身は発泡スチロールで


冷凍庫の中身がたくさんありすぎて、引越し前日まで処分できそうにない場合もあると思います。
そんな時は、クーラーボックスや発砲スチロールを使う手段があります。

引越し先で冷蔵庫に入れるまでに30時間~40時間くらいかかると考えたら、氷やドライアイスを定期的に入れ替える必要はありますが、がんばっても引越しまでに処分できそうにないなら、おすすめの方法です。

大きめの発砲スチロールは、以下の場所で手に入ります。

発泡スチロールが手に入るところ

  • ホームセンターで購入
  • Amazonや楽天などネットで購入
  • 大型のスーパーでもらう
  • 魚屋さん、八百屋さんなどでもらう
  • SNSでゆずってもらう

わざわざお金を出して購入するのも何なので、前もって大きめのスーパーなどでもらって、ストックしておくといいですね。

SNSではジモティーというサイトで「発砲スチロ-ル」で検索すると、意外と譲ってくれる方がみつかりますよ!

外部サイト:ジモティー

冷蔵庫の掃除には重曹がおすすめ

引越しは、冷蔵庫を掃除するまたとない機会なので、しっかり掃除したいですよね。
冷蔵庫を掃除するときは、中性洗剤でもいいんですが、より安心で安全な「重曹(重曹水)」を使うのがおすすめですよ。

重曹は、可能であれば食用グレードのものを選ぶと安心です。
重曹は食材に使われるくらいなので中性洗剤と違って危険がなく、掃除の時に間違って口に入っても安全で、使っていて気持ちがいいので、よかったら試してみてくださいね!

重曹水スプレーの作り方

重曹水スプレーの作成に必要なものと、作り方は以下です。

必要なもの

  • 重曹(食用グレードがおすすめ)
  • 水道水
  • スプレーボトル

重曹水の作り方

1:水100ccに対して5g~8gの重曹を入れる
2:ナベに入れて、コンロで沸騰させる
3:冷めたら、スプレーボトルに入れて完成

重曹は濃度8%で飽和するので、水道水100ccに対して8g以上入れる必要はありません。
いったん沸騰させる理由は、その方がスプレーボトルで使うときに詰まりにくいからです。

重曹を使って掃除をした後に、もし重曹の白い後が出て気になる場合は、クエン酸やお酢を混ぜた水道水で拭くと中和されてキレイになりますよ。

まとめ

引越し時の冷蔵庫の水抜きや食材の処分についてみてきました。
まとめると、以下になります。

  1. 冷蔵庫の電源は、引越しの前日~2日前に抜く
  2. 霜が溶けるのは、夏なら10時間、冬なら15時間が目安
  3. 引越し後に電源を入れるタイミングは、メーカーによって違う
  4. 冷凍室に食材を入れるのは、しっかり庫内が冷えてから
  5. 発砲スチロールは計画的に準備しておく
  6. 冷蔵庫の掃除には重曹がおすすめ

冷蔵庫の引越し準備は、2週間くらい前から計画的に行っていってくださいね!

 


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この記事に登場する専門家

ほんとに全国一位だ!

営業成績10年連続全国1位
引越しプロ:Dさん(本名非公開)
2006年より、とある大手引越し会社の営業を担当。営業成績10年連続全国1位を達成。現在、営業管理職。これまでの豊富な経験を元に、引越しのぶっちゃけ節約術を、こっそりとシェア。好きな食べ物は、広島風お好み焼き。現在、二児のパパ。