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引越し基本

引越しで荷物が壊れた・キズがついた・紛失した場合の対応をプロが解説!

この記事を書いた人

現役の引越し営業マン
某引越会社の社員:ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当している現役の営業マン。営業成績10年連続全国1位。これまでの豊富な経験を元に、安くかしこく引越しするための裏事情をシェア(会社にはナイショ)。

「引越しで荷物が壊れたりキズがついた時は、どうすればいいの?」
「荷物が紛失してしまったときは?」

こんにちは!
引越し情報専門サイト「引越しママのみかた」を管理&運営している、某引越会社の社員のナカムラと申します。

 

引越しをしていて、もしも荷物を運んでいる最中に家具が壊れてしまったり、建物にキズがついたりしたら、どう対応すればいいのか気になりますよね。

「ちょっとくらいのキズなら、生活に支障はないし、気にもならないよ」と思われるかもしれません。

しかし、その部屋を退去するときには、元の状態に戻さなくてはいけないので、例えば建物の一部がキズついた場合には、その修理費が発生してしまうこともあります。

そのような現状を考えると、引越しの際に荷物にキズがついたり壊れたりした場合の対処について、あらかじめ知っておくと安心して引越しができます。

そこで今回は、引越しにおいて家具や建物などにキズがついたり壊れたりした場合、また紛失の対応や注意点について、営業成績が10年連続1位の引越しのプロフェッショナルが解説します。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね!

引越しで荷物がキズついたり壊れた場合は、無料で補修をしてもらえる

引越しの際に、建物が傷ついたり、家具が傷ついたりしてしまうことはあります。

そのような場合、引越し会社の過失がある場合には補修対応をされます
つまり、直せるものであれば、無料で直してくれます。

このことは、国土交通省が定めた引越しのルールブックともいる「標準引越運送約款(やっかん)」に記されています。

約款 第二十二条

当店は、荷物の受取(荷造りを含む。)から引渡し(開梱を含む。)までの間にその荷物その他のものが滅失し若しくは損傷し、若しくはその滅失若しくは損傷の原因が生じ、又は荷物が遅延したときは、これによって生じた損害を賠償する責任を負います。

ただし、当店が、自己又は使用人その他運送のために使用した者が、荷物の荷造り、開梱、受取、引渡し、保管及び運送について注意を怠らなかったことを証明したときは、この限りではありません。

引越し会社は、それぞれが補修会社と提携しています。

もし家具が傷がついたら、その補修業者に修理に出しますし、建物がキズついたら補修業者やハウスメーカーに依頼することで対応をしています。

引越し会社の荷物破損の賠償方法

引越し作業に伴い破損事故が起こってしまった場合、その賠償方法は「現場の復帰、利用者の財産的損失の補填」となっています。

つまり、専門家による修理・復元が原則です。

引越し会社は、それに要した費用を損害の賠償額として支払うことになります。

全損のように復元不可能となった場合は、購入時の価格ではなく時価(購入価格や使用年数・耐用年数を考慮した額)がその賠償額となります。

破損で多いのは衣装ケースや照明

例えば、引越しの際、天井と照明器具、食器の一部が壊れたとします。

引越しプロ

破損するのは、このような荷物が多いです。

このような場合、天井は修理代全額、照明器具の場合は修理代(修理不可能な場合は時価相当額)が補償されるのが一般的です。

食器が壊れていた場合は補償対象にならないことも

食器の破損については、日常使用しているものであれば時価を補償するのが一般的とされています。

ただし、現実的にはダンボールの中の破損に関しては、梱包不十分で片付けられることが多いです。

例えば、食器のダンボールを開封してみたら、お皿が割れていた場合などです。

これは荷造りするときにお皿の包み方が十分でなかったためとして、補償の対象にはならないことが殆どです。

電化製品の故障も補償は難しい

引越しによって、電化製品が壊れることは意外と起こります。

例えば、古い冷蔵庫など、移動のタイミングで故障することは多いです。

しかし、電化製品の内部故障については、基本的に補償の対象外です。

その理由は、内部部品の経年劣化による故障の可能性があるからです。

もちろん、引越し会社のスタッフに明らかな過失がある場合は、修理を依頼することはあります。

しかし、「引越ししたらテレビが映らなくなったので、新しいのを買い替えろ!」というのは、基本的に難しいです(笑)

キズについて

例えば、引越しスタッフの乱暴な作業で新居のフローリングに傷がついてしまったとします。

このような場合は、(スタッフの過失ではないと引越し会社が証明しない限り)引越し会社が損害賠償するのが一般的になっています。(約款22条)

引越しの荷物にキズ・破損を発見したらすぐに伝える

大事な家具が壊れていたり、建物にキズがついていた場合、どうすればいいでしょうか?

大事なことは、時間を置かず、すぐに作業スタッフに伝えることです。

こういった話は「どちらが破損させたのか?」と責任の所在をなすりつけあう水掛け論になりかねないので、発見したらその場ですぐに伝えることが重要です。

とはいえ、引越しのスタッフが帰った後、荷物の片づけをしていて気付く場合も当然あります。

そのような場合も、すぐに依頼した引越し会社に電話して伝えるようにしてください。

破損の申告は3ヶ月以内に

こういった引越しの事故による責任は、荷物を引き渡した日から3ヶ月以内に連絡しないと消滅することになっています。(約款25条1項)

約款 第二十五条

荷物の一部の滅失又は損傷についての当店の責任は、荷物を引き渡した日から三月以内に通知を発しない限り消滅します。

引越しから時間が経ってしまうと、責任が分かりづらくなります。

すぐに使わない荷物であっても、早めに開封して中身を確かめるのが大事ですよ!

引越しでの荷物の紛失について

引越しの荷物の紛失についても、解説します。

引越しの紛失で多いのは、他の荷物(ダンボール箱)の中に紛れていたというケースです。

大手の引越し会社は、引越しが終わった後にお客様にトラックの荷台確認をしてもらいます。

トラックの中を見てもらって、「何も残ってないですね」という確認をして、サインをして終了という流れになります。

ですから、「荷物が紛失した!」と思っても、まずは全ての荷物をよく確認してみてください。
実際には、紛失ではなく紛れていたケースがほとんどです。

それでも、年に何回かは、本当に紛失したケースが発生します。

例えば、処分する荷物と間違えて持ち帰って捨ててしまったり、中には引越し作業中を狙った盗難事件も過去には起こっています。

そのようなことから、以下の点に注意してみてください。

引越しの荷物紛失の注意点

貴重品は自分で運ぶ

紛失の対策としては、貴重な荷物は自分でしっかり管理することです。

例えば、高価なアクセサリーやブランドもののバッグなど、そういった貴重品は他の荷物とは分けておきます。

その際、貴重品を詰めたダンボールに「貴重品」と書くと一目でバレてしまうので(笑)、ダンボールに何も書かないか、あるいはスーツケースに入れるなどして、自分で運ぶなどの対策があります。

事前に申告する

アンティーク家具など貴重なものは、引越し前にその旨を引越し会社に伝えてください

事前申告をしないと、その補償を受けられないからです。(約款8条)

約款 第八条

当店は、荷物を受け取る時に、第四条第二項各号に掲げる荷物、貴重品(第四条第二項第一号及び第三号に掲げるものを除く。)、壊れやすいもの(パソコン等の電子機器を含む。第二十四条第二項において同じ。)、変質若しくは腐敗しやすいもの等運送上特段の注意を要するものの有無並びにその種類及び性質を申告することを荷送人に求めます。

例えば、引越しの際に、アンティーク家具に傷がついたとします。

この家具は輸入品で、仕上げの塗料も日本にはなく修理が難しいため「同じものと交換して欲しい」と希望したとしましょう。

このような、取り扱いに特別の注意が必要なものは、事前に引越し会社がその事実を了解の上で引き受けたものであれば、賠償責任を負わなければなりません。

修理が不可能であれば、その物品の時価で評価することになります。

しかし、もし取り扱いに特別な注意が必要な旨を知らされないまま、引越し会社がその運搬を引き受け荷物の破損が生じた場合は、引越し会社は損害を賠償する必要はありません。

ですから、このような荷物については、必ず事前に事前申告をしてくださいね。

まとめ

引越しで荷物が壊れたとき・キズがついたときの対応と、紛失を防ぐ注意点について解説しました。

もしも壊れた荷物を発見した場合は、すぐに引越し会社に伝えてください。

また、引越し後はすぐに使わない荷物でも開封して、中身を確認しましょう。
引越し会社の事故に関する責任は、3ヶ月で消滅するからです。

荷物の紛失については、他の荷物に紛れていることがほとんどです。
まずは、すべての荷物を開封して確認してみてください。

また、荷物の紛失を未然に防ぐためには、貴重品など高価なものは自分でしっかり管理することや、引越し会社に事前申告することが必要です。

新しい生活をスムーズにスタートさせるために、これらの注意点を守って、しっかり準備していってくださいね!

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某引越会社の社員:ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当。営業成績10年連続全国1位を達成。現在、営業管理職。これまでの豊富な経験を元に、引越し内部事情を、こっそりとシェア(会社にはナイショ)。好きな食べ物は、サラダチキンと玄米。現在、二児のパパ。

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