現役の引越し営業マン
某引越会社の社員:ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当している現役の営業マン。営業成績10年連続全国1位。これまでの豊富な経験を元に、安くかしこく引越しするための裏事情をシェア(会社にはナイショ)。
「2LDK・3DKの引越し料金相場は?」
「3人家族の引越しを安くする方法は?」
引越し情報専門サイト「引越しママのみかた」を管理&運営している、某引越会社の社員のナカムラと申します。
仕事の都合だったり、子どもの出産の予定があったり、子どもが大きくなって手狭になる等の理由で、引越しを考えている方も多いと思います。
そこで気になるのが、
「2LDK・3DKの場合の引越しの料金は、いくらくらいかかるの?」
ということですよね。
引越し会社に依頼する場合の相場は、69,000円から305,000円となっています。
ずいぶん相場に幅があるんだね~
料金を安くするのに一番大事なことは、複数の会社で見積もりをとることですよ!
そこでこの記事では、2LDK・3DKの引越し料金相場と、引越しを安くするコツについて、営業成績が10年連続1位の引越しのプロフェッショナルが解説します。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね!
2LDKと3DKの違いは?
まず、ざっと2LDKと3DKの違いについて見ておきます。
2LDK | 2部屋+リビングダイニングキッチンがある間取り |
3DK | 3部屋+ダイニングキッチンがある間取り |
2LDKと3DKは、間取りは違いますが全体の面積は近いです。
LDKとは、それぞれ以下の意味になります。
L=リビング
D=ダイニング
K=キッチン
ダイニングキッチンとは、台所(キッチン)と食堂(ダイニング)が1つになっている間取りのことです。
このダイニングキッチンの広さによって、DKなのかLDKなのかが決まります。
不動産広告の基準を定める「首都圏不動産公正取引協議会」によると、居間が2部屋以上(※)の場合は、以下のようになっています。
・6畳以上~10畳未満⇒DK(ダイニングキッチン)
・10畳以上⇒LDK(リビングダイニングキッチン)
※居間が1部屋の場合は、以下の広さになります。
・4.5畳以上~8畳未満⇒DK
・8畳以上⇒LDK
つまり、2LDKとは2部屋+リビングダイニングキッチンという間取りで、3DKとは3部屋+ダイニングキッチンという間取りになります。
2LDKの間取り
2LDKは、2部屋+リビングダイニングキッチンがある間取りです。
広々としていて、カフェ風のレイアウトに挑戦することができますね。
これから赤ちゃんが生まれてくるママさんなら、2DKでは子どもが大きくなってくると狭く感じるので、3DKや2LDKの方がおすすめという意見もありますね。
3DKの間取り
3DKは、3部屋+ダイニングキッチンの間取りです。
3つの部屋があるのでパパとママの部屋、子どもの部屋、来客用の部屋、というように使うことができます。
3DKは古いタイプの間取りというイメージがあり、ダイニングの仕切りを外して2LDKとしてリノベーションすることもありますね。
3DK・2LDKの引越し料金相場
3DK・2LDKの引越しとなると、荷物の量が多いので、引越しの方法は引越し会社に依頼するのがおすすめです。
その場合の、引越しの料金はいくらくらいになるのかを紹介します。
以下は不動産サイトSUUMOの出したデータで、2LDK・3K・3DKの引越しで2人家族の場合と、3人家族の場合の、それぞれの相場になります。
2LDK・3K・3DK(2人家族)の料金相場
2LDK・3K・3DK(2人家族)の料金相場
|
||
---|---|---|
引越し距離 | 5月~1月の引越し | 2月~4月の引越し |
~15km未満 | 69,190円 | 82,801円 |
~50km未満 | 80,078円 | 95,150円 |
~200km未満 | 96,893円 | 109,765円 |
~500km未満 | 123,743円 | 178,009円 |
~500km以上 | 173,897円 | 269,614円 |
2LDK・3K・3DK(3人家族)の料金相場
2LDK・3K・3DK(3人家族)の料金相場
|
||
---|---|---|
引越し距離 | 5月~1月の引越し | 2月~4月の引越し |
~15km未満 | 86,843円 | 110,253円 |
~50km未満 | 97,817円 | 120,311円 |
~200km未満 | 124,330円 | 132,403円 |
~500km未満 | 136,713円 | 199,709円 |
~500km以上 | 196,311円 | 305,660円 |
引越し料金はあくまで目安
さきほど2LDK・3K・3DKの料金相場を見てみましたが、これらの料金はあくまで目安です。
引越しの料金は、主に移動距離・荷物の量・時期によって決まりますが、同じ条件でも引越し会社によって全く違います。
引越しに「定価」はないので、見積もりが欠かせない
引越しにはいわゆる「定価」がありません。
ですので、実際の料金は会社で見積もりをとることが欠かせないし、安くするには最低でも3社以上に見積もりを出してもらう必要があります。
その理由を、もっと詳しく解説しますね。
プロ直伝!引越しを安くする3つのコツ
さきほども言った通り、引越しの料金は荷物の量・移動距離・時期によって変わりますし、同じ条件でも引越し会社によって変わります。
「同じ条件でも変わる」というのも不思議な話ですが、高い見積もりを出すところもあれば、もっと安く引越しできる会社もあるということです。
そのためには、以下の4つのポイントを押さえてください。
- あいみつする
- 引越しの開始時間帯を会社に任せる
- 安い日を聞く
- 家電や家具を処分する
1:あいみつする
引越し料金を安くするには、複数の引越し会社から見積もりをとる「あいみつ(相見積もり)」を、必ず行ってください。
私たち引越しの営業というのは、言い方は悪いですが、お客様を見て料金を決めています。
最初に見積もりでお出しする金額は「あえて高め」を出しています。
そこで「高いね」と言ってもらって、値引くことを前提で最初の料金を出しているんです。
もし見積もりが1社だけだと相場がわからないですし、「このお客さんはウチしか見積もりを取らないんだな!」というのがわかると、料金を下げる必要もなくなります。
ですから、複数の会社で見積もりを出して、「A社では8万円だったので、もう少し勉強してもらえないか?」といって価格を競わせるように交渉してください。
2:引越しの開始時間帯を会社に任せる
テレビで引越しを安くするコツとして、専門家(?)が出てきて、こんなことを言ってました(笑)
「ズバリ、日時を会社にお任せするんです!」
「引越しというのは、多い日と少ない日があって、スケジュールを均等に入れたいのが引越し会社の本音なので、日時を会社に任せることで、なんとこんなにお安くなるんです!」
そんなことを言っているのをテレビで見たことがあるんですが、まぁ、その通りです(笑)
空いてる日、時間をお任せするのが、引越しの料金を安くするコツですね。
3:安い日を聞く
先ほどの話とかぶりますが、引越しの定価は、高い時期と安い時期があります。
年間でいうと安い月は1月、6月、11月です。
月末よりは、月初から月中が安く、曜日でいうと月曜から木曜の平日が安いです。
このように、引越しは安い時期があります。
そこで、空いている日を会社に聞いて、うまくあなたの引越し日程とマッチングできれば、特別価格にしてくれることがあります。
会社の空いている日を狙えば、大幅な割引がねらえますよ。
4:家電や家具を処分する
引越しは移動距離や時期によって、料金が変わります。
でも、そうはいっても引越し先の住所は動かせないし、時期をずらすのも中々難しいですよね。
そこでできることは、やっぱり「持っていく荷物を減らす」ことです。
実際、新しい部屋にすべての家具や家電を持っていった後に「置き場所がない」というお客様は多いです。
それから、エアコンは10年もたてば修理に使える部品がなくなるので、買い替えた方がおすすめです。
また、ベッドやソファやタンスなどの大型家具は、SNSを使って譲ったり粗大ごみとして処分したりすることを検討してみてください。
まとめ
2LDK・3DKの引越しは荷物も多いので、引越し会社に依頼するのがおすすめです。
ただ、料金は会社によって違うので、最低でも3社以上から見積もりを取るようにしてください。
また、最初の1回目の料金は、どの会社も「下げる前提」で高めの料金を提示してくるので、決して1回目で「はい」とは答えないこと。
見積もりは、一括見積もりサービスを使えば、効率よく各社であいみつができるので、最安値を出してくる会社が一目で簡単にわかります。
また、その料金を他の会社に伝えて価格を競争させることで、さらに引越しの料金を安くできます。
条件によりますが、最大で55%も安くなることもあります!
一括見積もりサービスは無料なので、そちらを利用して一番条件のよい会社を見つけてくださいね!
引越しの見積もり料金は、一番高い会社と一番安い会社の差額が、なんと20万円を超えることがあります(家族で県外引越しの場合)
あいみつをするとだいたい20%~50%は価格が下がるので、複数社で見積もりを比較しなければ、何万円も損をしてしまいます。
そのため、引越しが決まったら、複数の引越し会社から見積もりをとる「あいみつ(相見積もり)」を、かならず行いましょう!
- 最初は、どの会社も「あえて高め」の料金を提示する
- 「見積もりが1社だけ」だと、価格は下がらない
- だから、数社で価格を競わせる
- そのことで引越し料金を何万円も節約できる
ですが、あいみつは時間がかかるのがデメリット。
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3:引越しする
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営業成績10年連続全国1位
某引越会社の社員:ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当。営業成績10年連続全国1位を達成。現在、営業管理職。これまでの豊富な経験を元に、引越し内部事情を、こっそりとシェア(会社にはナイショ)。好きな食べ物は、サラダチキンと玄米。現在、二児のパパ。
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