引越し訪問見積もり後の断り方!上手なキャンセル方法をプロが解説!

※この記事は某引越業者の営業主任 Dさん(本名非公開)が監修しています。

「引越し業者さんの訪問見積もりを受けた後、契約しない業者の上手な断り方は?」
「電話が苦手なので、メールで断っても大丈夫?」
「そもそも、キャンセルの連絡って必要なの?」


こんにちは!
引越し情報専門サイト「引越しママのみかた」を管理&運営している、よしみです。
 

引越しが決まったら、料金を安くするために一括見積もりサービスで「あいみつ(複数の業者で見積もりを取ること)」をとるのが基本です!

そして、満足いく条件の業者が見つかったら、次に悩むのは「どういう風に、他の業者を断ればいいの?」という、断り方についてですよね。

引っ越しママ

せっかく訪問見積もりまでしてもらって、断るのは少し気が引けちゃうな~💦

  • キャンセルの連絡は、した方がいいの!?
  • 電話とメールなら、どっちがいいの!?
  • 断り方は、どういう風に言えばスムーズに運ぶの!?

今回は、そんな疑問にお答えするべく、引越しの営業成績が10年連続1位の引越しプロ営業マンDさんに、引越しの訪問見積もり後の上手な断り方について、インタビューしてみました。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね!

営業成績10年連続1位!引越しプロのDさんとは!?

Dさんは、2006年より「とある大手の引越し会社(非公開)」の営業マンで、なんと営業成績が10年連続で全国1位という、まさに引越しのプロ中のプロなのです!

とある知人から紹介されて、引越し業界のぶっちゃけウラ事情について、インタビューさせていただくことができました!
Dさんの詳しいプロフィールと引越し料金を安くする裏技については、以下の記事をご覧くださいね。

引越しの裏ワザ!見積もり料金を安くする5つの方法を全国1位の専門家が解説!

2018.10.11

引越しに「契約書」はない

よろしくおねがいします!
まず最初に、引越しのキャンセルについて教えて欲しいんですけど、引越し業者と契約したあとでも、キャンセルってできるんですか?

こちらこそ、よろしくお願いします。
まず前提として、引越し業界に契約書」はないんですよ。

えっ!契約書ってないんですか?
じゃあ見積書は!?

はい、引越しにおいては「契約書は存在しない」んです。
見積書は「お客様の合意があって、契約書の代わりになるもの」なんですよ。
あなたが見積書に合意した場合、それは「契約」ではなく「成約」という状態なんです。

例えば、あなたが引越し業者に見積もりを出してもらって、「この業者に決めた」となったら、見積書にサインをしたり印鑑を押したりすると思います。
ですが、それは「成約」であって「契約」ではありません
見積書は、あくまで見積書ですから、そこに法的制約はないんです。

つまり、見積書にサインをしていようが印鑑を押していようが、「契約」ではないのでキャンセルできるということなんです。

だから、成約後でも何か事情があるのであれば、安心してキャンセルを申し出てください。
まぁ営業としては、不本意ではありますが(笑)

引越しキャンセル料金の真実について

なるほど~、見積書にサインをしたあとでも、キャンセルはできるんですね。
引越しのキャンセル料って、いくらくらいかかるものなんですか?

引越しのキャンセル料は、3日前までなら無料です。
それ以降は、以下のようになります。
2018年4月より、このように変わりました。

引越し見積もりのキャンセル料
前々日キャンセル 運賃の20%
前日キャンセル 運賃の30%
当日キャンセル 運賃の50%

※約款(やっかん)改定前は前日キャンセル10%、当日キャンセル20%でした。

あれ?
「運賃の」となっているんですけど、これはどういう意味なんですか?

はい、引越しの見積もり料金は、以下のような構成になっています。

見積もり金額=運賃+人件費+オプション

この3つの要素で、引越しの見積もり料金は構成されているんです。
それぞれ簡単に説明すると、以下になります。

  • 運賃:積載量(トラックの大きさ)・距離などの料金
  • 人件費:スタッフの費用
  • オプション:エアコン取り付けなどの料金

このうち、キャンセル料に該当するのは「運賃」のみなんです。
人件費とオプションは、キャンセル料の中に含まれないんですよ。

引越しのキャンセル料は総額ではなく運賃

例えば、以下のようなケースを考えてみましょう。

見積もり例

  • 運賃:38,000円
  • 人件費:24,000円
  • オプション:10,000円
  • 合計見積もり料金:72,000円

合計の見積もり料金が、72,000円という例を出しました。
さきほど説明したように、当日キャンセルは運賃の50%ですから、この場合のキャンセル料は16,000円です。
36,000円ではないんですよ。

あと、もしオプションですでに施工しているものがあれば、その実費がプラスされます。
例えば、エアコンの取り外しなどですね。

あっ!なるほど!
てっきり、全体の料金でキャンセル料を計算するのかと思ってました!

ぶっちゃけると、当日キャンセルであれば、わたしならこの場合36,000円を請求します。
正直、キャンセル料が「運賃に対して」なんて情報は、お客様は知らないですし、当日キャンセルなんて、こちらからしたら大打撃ですから。

といっても、実際のところ、当日や前日キャンセルなんて、まずないですけどね。

なるほど~。
じゃあ、もしも「このキャンセル料は、人件費が入っていますよ?間違ってませんか?」と突っ込まれたら、Dさんはどうしますか?(笑)

もし、この点についてお客様から突っ込まれたら「そうですね」と、トボケながら受け入れます(笑)

つまり、ポイントをまとめると、こういうことです。

ポイント!

  • キャンセル料は、3日前までは無料
  • キャンセル料は、「運賃」に対してかかるのが原則
  • しかし、引越し業者は「全額に対するキャンセル料」を提示してくる(たぶん)

したがって、あなたがキャンセル料を提示されたときは、以下のように言えば損をしなくてすみます

必殺ワード

「キャンセル料は、運賃に対してなので、この請求額は間違っています」

このように言えば、ふっかけられた余分なキャンセル料を支払わずにすみますよ。

引越し見積もり後のダンボールのキャンセル料はいくら?

引越しをお願いする業者を決めた後、ダンボールをいただけると思うんですが、もしダンボールを使っていたら、このキャンセル料金はどうなるんですか?

キャンセルする場合のダンボール料金については、使用した分は買い取りです。
業者によって正確な金額は違いますが、相場は以下の通りです。

一般的なダンボールの料金
ダンボール大 350円ていど/1個
ダンボール小 300円ていど/1個
ガムテープ 300円ていど/1個

また、返却にかかわる料金も、以下の通り発生します。

ダンボールの返送料
引き取りに来てもらう 有料(3000円ていど)
自分で返す 無料
郵送で送る 送料は自己負担

例えば、最初に大10個、小20個もらったとして、大を5個、小を5個使ったとしましょう。
「使っていた」とは、「ダンボールを組み立てた」という意味です。
そして、残りの段ボールを、引き取りに来てもらうとします。

すると、ダンボールのキャンセル料は以下になります。

  • ダンボール大5個×350円=1,750円
  • ダンボール小5個×300円=1,500円
  • ガムテープ1個×300円=300円
  • 取りに来てもらう=3,000円
  • キャンセル料 合計6,550円

この例でいうと、6,550円がキャンセル料に上乗せされます(引越し3日以内の場合)。

うわ、ダンボールを使っていると、けっこうお高いんですね💦

引越し訪問見積もりを取った後に上手に断るためのポイントは?

契約しない業者には、断りの連絡はしなくてもいい

次は、見積もりを出してもらった後の業者の断り方について、知りたいです。

引越しの一括見積もりをネットで依頼したあと、どこの業者さんに頼むかを決めますよね。
そうした場合、他の業者さんにお断りの連絡って、やっぱりした方がいいんですか?

訪問で見積もりしてもらった業者や、電話がかかってきた業者、メールで案内が来た業者などなど、それぞれどう返事をすればいいのか悩みます~。

ぶっちゃけ、お断りの連絡はしてもしなくてもどちらでもいいです

実際、お客様からお断りの連絡がかかってくる率は低いです。
お客様は、成約する業者にだけ連絡するというパターンが多いですね。

引越し業者としては、見積もりを出してもトラックを仮押さえしているわけではありません。
トラックの仮押さえは、成約の意志を伺った上で行います。

お客様から連絡が来ない場合は、担当者によっては成約の有無をハッキリするためにお客様に連絡する場合もありますし、しない場合もあります。
これは、担当者によりますね。

ですから、連絡がこない業者は、無視していても大丈夫です。

キャンセルは、どこに連絡すればいいの?

引越し業者さんの名刺(Dさんの名刺ではありません)にはフリーダイヤルが書いてあります。

お断りの連絡は、してもしなくてもいいんですか!

いちおう、お断りを入れるとしたら、方法はメールと電話だと、どちらがいいでしょうか?
メールだと失礼ですかね?

どちらでもいいです
電話が苦手ならメールでも。
そもそも、訪問見積もりの後にメールで断りを入れるお客様は、あまりいらっしゃらないですね。

では、もしキャンセルの電話をする場合は、どこに電話すればいいでしょうか?
フリーダイヤル、営業所、訪問見積もりの際に頂いた担当の方の名刺の携帯、とそれぞれあるんですが。

フリーダイヤルに電話して、オペレーターに伝えてもらえれば大丈夫です。

断る理由は、なんていえばいいの?

では、引越し業者をどこかに決めてから他社さんを断るとき、どんな風に断ればいいですか?

なんだか、キャンセルの連絡をすると、「どこの業者でいくらで決めたか?」とか「安くするから」とか、しつこく聞かれる場合もあるそうなので、スパッと断る言い方があれば知りたいです。

他社を断る時は、以下のように言ってください。

必殺ワード

「この度は見積もりを出していただいたんですが、他社に決めることにしたので、今回は申し訳ありません。」

あるいは

「今回は、主人の知り合いの会社でお願いすることになりましたので、結構です。」

ぶっちゃけ、うそでも大丈夫です。
引越し業界は、相見積もり(あいみつ)が当たり前の業界なので、そこで目くじら立てて怒るようなことはしないですよ。

そうなんですね、それを聞いて安心できました!

まとめ

今回は、引越しプロのDさんに、契約しない引越し業者の上手な断り方やキャンセルについて教えていただきました。
まとめると、以下になります。

  1. 訪問見積もり後の断りの連絡は、してもしなくてもいい
  2. 上手な断り方は「他社に決めました」か「知り合いの会社にお願いしました」
  3. キャンセルは、見積もり書にサインをした後でも可能
  4. キャンセル料は、3日前までなら無料
  5. キャンセル料金は、「運賃」のみにかかる

ぜひ、この記事を参考にて、引越しを安くスムーズに終わらせてくださいね!

 


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この記事に登場する専門家

ほんとに全国一位だ!

営業成績10年連続全国1位
引越しプロ:Dさん(本名非公開)
2006年より、とある大手引越し会社の営業を担当。営業成績10年連続全国1位を達成。現在、営業管理職。これまでの豊富な経験を元に、引越しのぶっちゃけ節約術を、こっそりとシェア。好きな食べ物は、広島風お好み焼き。現在、二児のパパ。