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料金・費用

なぜ引越し料金は土日より平日が安いのか?プロが解説!

この記事を書いた人

現役の引越し営業マン
某引越会社の社員:ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当している現役の営業マン。営業成績10年連続全国1位。これまでの豊富な経験を元に、安くかしこく引越しするための裏事情をシェア(会社にはナイショ)。

「引越しの料金は土日と平日では、どれくらい違うの?」

こんにちは!
引越し情報専門サイト「引越しママのみかた」を管理&運営している、某引越会社の社員のナカムラと申します。

 

進学や入社、転勤や結婚など理由はいろいろありますが、引越しをするときには、少しでも料金を安くしたいですよね。

そこで気になるのが、土日と平日の引越し料金は、いくらくらい違うの!?ということ。

今回はそんな疑問にお答えするべく、引越しの土日と平日の料金の違いや、どうすれば安く引越せるかを営業成績が10年連続1位の引越しのプロフェッショナルが解説します。。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね!

引越し料金が土日と平日で違う理由

どうして平日と土日で引越し料金がちがうの?

引越し業界は、遠距離バス・飛行機・ホテルなどの旅行と同じで、時期や曜日によって料金が違います

基本的に、引越しには「定価」がありません。
「平日料金」「土日料金」という価格設定はないんですが、土日と平日を比べると、土日の方が料金が高くなります。

その理由は、引越し予定がたくさん入る=需要があるので、料金もそれにつられて高くなる、という仕組みがあるからです。

時期でいうと、3月・4月は引越し料金が高いです。
この時期は、進学や就職など新生活がスタートする「繁忙期(はんぼうき)」といって、平日であっても引越し料金が高くなります。
注意してくださいね。

平日の引越し料金が安い理由

家族の場合
単身 家族
平日 46,817円 84,294円
土日 43,405円 92,231円
祝日 47,392円 88,061円

 

平日が安いといっても、いつの平日でも安いわけではありません。

さきほどもいったように、例えば3月・4月といった新生活のスタート時期や、転勤が増える9月末、あるいは引越しが増える月末は、平日でも料金が高くなります。

でも、逆にいうと、それ以外の平日は引越しの予定が少ないので、引越し料金を安く抑えることができます。

本音をいうと、引越し会社は安くてもいいから予定を入れたいんです。
引越し業界が稼げるのは3月と4月ですから、ここに向けて社員とトラックをしっかり確保しておきたいんです。
だから、平日などの空いている時期は、価格交渉をしやすいんですよ。

引越し料金は土日と平日ではいくら違うの?

引越し料金は土日と平日では、いくらくらい違うのかについては、一概には言えないんですが、引越し一括見積もりサービスの引越し侍が出しているデータがあります。

以下のデータは、引越しの閑散期(かんさんき)の平均データです。
閑散期とは、3月・4月以外の月(5月から2月)のことをいいます。

家族引越しの場合
県内へ引越し 県外へ引越し
平日 83,364円 146,180円
土日 85,560円 153,530円

家族で引越す場合は、以下の差額が出ています。

  • 県内の引越し:2,196円の差額
  • 県外の引越し:7,350円の差額
単身引越しの場合
県内へ引越し 県外へ引越し
平日 42,730円 69,343円
土日 42,804円 70,928円
出典:引越し侍

単身で引越す場合は、以下の差額が出ています。

  • 県内の引越し:74円の差額
  • 県外の引越し:1,585円の差額

通常の週の場合

普通の週の場合は、引越し料金の高い日は金曜・土曜・日曜日になります。

祝日の場合(中1日)

祝日が中1日の場合は、祝日が割り増しになります。

連休の場合

連休の最終日は、実はそんなに高くならないです。
平日よりは料金が上がりますが、週末ほどではなく、その中間という感じです。

GW・お盆・夏休み・冬休みの場合

ゴールデンウィークは連休ですから、引越しの依頼が分散されるので、GW中でもお安くできます

また、お盆の引越し料金は安いです。
お盆休みは暇な時期で、特に引越しが集中するわけではないからです。

夏休み・冬休みは、休みに入るくらいのタイミングで引越しが集中しやすくなりますので、その数日は平日であっても若干値段が上がります

引越しお得カレンダー

サカイ引越センターやアーク引越センターには、引越し料金が安い日がわかる引越しカレンダーが用意されています。
安く引越しできる日が見れるので、参考にしてみてください。

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引越し料金を安くするなら月の上旬・中旬の平日がおすすめ

引越しを安くするための、日付についてまとめます。

これまでお話しした通り、引越しのピークは3月と4月です。
逆に引越しが安い時期は、1月・6月・11月になります。

月日でいうと、引越し料金が安いのは月初から月中で、月末は平日であっても引越し料金が高くなります。
これは、家賃の支払いの関係で、月末に引越す予定を組む方が多いからです。

ちなみに、縁起でいう仏滅や大安は、引越し料金には関係ありません
インターネット上では「人気がない仏滅に引越すと、引越し料金が安くなる」という情報が掲載されているサイトもありますが、実際には大安でも仏滅でも引越し料金が変わることはありません。

まとめると、安く引越しできる日は閑散期の月初から月中の平日ということになります。

引越し料金を安くするには「あいみつ」すること

ただ、「安く引越しできる日は、閑散期の月初から月中の平日」といっても、安い平日だけを狙って引越し予定を組むのは、現実的にはなかなか難しいでしょう。

進学だったり就職だったり、その時期に引越ししないといけない理由があるはずですよね。

だからこそ、引越し料金を少しでも安くするためには、複数の引越し会社で相見積もり(あいみつ)を取ることが大事です。

「あいみつ」とは、複数の会社から見積もりをとることです。
見積もりを出すときに他社がいないとわかったら、営業マンとしては料金をさげる理由がなくなります
ライバルがいないなら、値引きする必要はありませんから。

営業は、言い方は悪いですが「お客様を見て」料金を決めています
できるだけ多くの引越し会社の料金を比較するために、あいみつは必ずとってください。

引越しの見積もり料金は、一番高い会社と一番安い会社の差額が、なんと20万円を超えることがあります(家族で県外引越しの場合)

あいみつをするとだいたい20%~50%は価格が下がるので、複数社で見積もりを比較しなければ、何万円も損をしてしまいます。

そのため、引越しが決まったら、複数の引越し会社から見積もりをとる「あいみつ(相見積もり)」を、かならず行いましょう!

あいみつをする理由
  1. 最初は、どの会社も「あえて高め」の料金を提示する
  2. 「見積もりが1社だけ」だと、価格は下がらない
  3. だから、数社で価格を競わせる
  4. そのことで引越し料金を何万円も節約できる

ですが、あいみつは時間がかかるのがデメリット
200社以上もある引越し会社を、自分で探して1つ1つ連絡するのは大変です。

そこでオススメなのが一括見積もりサービスです。


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引越しが決まったら、思いのほかお金がたくさん必要になります。

無駄な出費を少しでも節約するために、必ずあいみつを行ってください。

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引越し一括見積もりサービスの利用の流れ

引越し一括見積もりサービスの使い方は簡単です。
24時間いつでも受付可能で、対応も迅速なので、引越しまで時間がないかたでも安心です!

1:必要事項を入力

引越し先の住所、建物タイプ、引越し予定日、人数、名前、メールアドレスなどを入力するだけ。
入力は簡単で、最短で30秒です。

2:比較して検討する

同じ条件でも、引越し会社によって料金のばらつきがあります。

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その中からあなたの条件に対応できて、他社に負けない自信がある数社が見積もりを出してくるので、一番条件のよいところを比較して検討しましょう。

見積もり料金に納得できない会社は、断ったり、スルーしたりして大丈夫ですよ。

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安い会社を2~3社ピックアップできたら、そこから値下げ交渉をします。

出された見積もり料金で会社同士を競わせないと、価格を安くできません。
このように相見積もりをすることで、最大で55%も安くなります!

3:引越しする

引越し会社が決まったら、引越しです。
あたらしい生活のスタートです!

このサイトの運営者(引越し専門家)

営業成績10年連続全国1位
某引越会社の社員:ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当。営業成績10年連続全国1位を達成。現在、営業管理職。これまでの豊富な経験を元に、引越し内部事情を、こっそりとシェア(会社にはナイショ)。好きな食べ物は、サラダチキンと玄米。現在、二児のパパ。

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