引越し後の運転免許の住所変更の方法は？住所変更しないとどうなる？

この記事を書いた人

現役の引越し営業マン
某引越会社の社員：ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当している現役の営業マン。営業成績10年連続全国1位。これまでの豊富な経験を元に、安くかしこく引越しするための裏事情をシェア（会社にはナイショ）。

「引越した後の運転免許の住所変更の手続きって、どうやるの？」

こんにちは！
引越し情報専門サイト「引越しママのみかた」を管理＆運営している、某引越会社の社員のナカムラと申します。

引越しをした後には、運転免許の住所変更手続きが必要です。

運転免許証は車の運転以外にも、身分証明として使えるものでもあるので、古い住所のままだと利用したいサービスに登録できないなど、不都合なことが出てきます。
だから、なるべく早めに手続きしておきたいところです。

運転免許の住所変更って、パパの分の免許も私が代理で手続きできるのかな？

できますよ。必要なものなど、詳しくみていきましょう！

この記事では、引越し後の運転免許の更新手続きについてまとめてみました。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね！

普通自動車、軽自動車の手続き方法は、それぞれ以下の記事でまとめてあるので、参考にしてくださいね。

引越し時の自動車の住所変更の手続きまとめ！車庫証明・ナンバー変更「自動車の車検証の住所変更のやり方は？」「引越しするとナンバープレートも変わるの？」「車庫証明の手続き方法は？」 ...

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引越し後の運転免許の住所変更手続きのながれ

運転免許の住所変更の手続き
手続き場所	警察署運転免許センター・試験場
期限	引越し後すみやかに
費用	無料
必要なもの	運転免許証記載事項変更届（警察署や運転免許センターにある）運転免許証住民票（新しい住所を確認することができる書類）印鑑申請用写真1枚（縦3cm×横2.4ｃｍ　他の都道府県から引越しの際に必要になることがある）
提出者	本人または代理人

運転免許の住所変更の手続きは、以下の流れで行います。

「転入届」または「転居届」を役所に提出する
役所で住民票を発行してもらう
「警察署」または「運転免許センター」で変更手続きをする

手続きの期限はありませんが、引越し後すみやかに行いましょう。
それでは、手続きの内容について、詳しく見ていきます。

引越して運転免許証の住所変更をしないとどうなる？

運転免許証は、車の運転に必要なのはもちろん、身分証明にも利用できる大切な書類です。
住所が変更したら、免許証の住所変更の手続き（正確には「運転免許証記載事項変更届」）が必要です。

他の役所関係の手続きと違って、免許の住所変更をしないことによる罰金はありません。
しかし、道路交通法では「すみやかに」と定められています。
また、住所変更をしないと、以下のデメリットがあります。

免許証を身分証として利用できない
更新の通知が新住所に届かないので、更新の時期を見逃す可能性がある

引越して住所変更をしなくても、車の運転はできます。
しかし、このようなデメリットがあるので、引越しをしたら、すみやかに免許の住所を変更しましょう。

引越し後の免許証の更新期間は、いつ行うのがいい？

運転免許の住所変更のタイミングは、いつ行うのがいいのでしょうか？
これは引越し後、役所で住民票を変更した後です。
理由は、免許の手続きに、新しい住所を証明するものが必要だからです。

引越しをしたら14日以内に、役所で「転入届」または「転居届」を提出します。
そのときに、住民票を1部発行してもらいましょう。
そのあと、すみやかに運転免許の変更手続きを行いましょう。

前述したように、運転免許の住所変更手続きに期限はありません。
しかし、「いつでもいいや～」と先延ばしにしていると、いつまでたっても免許証を身分証として使用できない状態です。

また、免許更新の通知が届かないので、最悪の場合には運転免許を失効してしまう恐れもあります。

引越し後の運転免許の住所変更はどこでやるの？

免許の住所変更をする場所は2つあり、どちらでも可能です。

新しい住所のある都道府県内の警察署（公安委員会）
運転免許センター

警察署の場合

免許証の住所変更の手続きで、一番便利なのは近くの警察署で行うことす。

わたしの場合は、引越し先の住所から歩いて5分のところに警察署があったので、ふらりと立ち寄って(笑)、「免許の住所を変更したいんですけど～」と窓口のおまわりさんに伝えたら、ものの5分～10分くらいで変更してくれました。

住所変更の手続きができる警察署は、都道府県によって異なります。
近くの警察署で、事前に確認してくださいね。

月曜日～金曜日（休日、祝日及び年末年始(12月29日～1月3日)を除く。）
受付時間　8：30～17：00
※正確な情報は警察署に問い合わせてください。

運転免許センター・試験場

運転免許センター・試験場は、免許更新の人が多いので、時間帯によっては待ち時間が1時間以上かかります。

わたしの地域の免許センターは、混んでいる時間帯は朝からお昼すぎまででした。
これは、会社の出勤前に手続きに行く人が多いからです。

ぎゃくに、空いている時間帯は、15時以降でした。
「この時間は、ガラガラに空いている」といわれ、その時間に行った時は本当にすんなり手続きできました。

このように、事前に混んでいる時間帯や、待ち時間を問い合わせておくと確実ですよ！

日曜日～金曜日（土曜日，休日，祝日及び年末年始(12月29日～1月3日)を除く。）
受付時間8：30～17：00分
※正確な情報は管轄の運転免許センターに問い合わせてください。

免許証の住所変更に必要な持ち物は？

免許証の住所変更に必要なものは、以下の通りです。

運転免許証記載事項変更届（警察署や運転免許センターにある）
運転免許証
住民票（新しい住所を確認することができる書類）
印鑑
申請用写真1枚（※不要の場合もある）

住民票

「住民票」は、引越し後に役所で「転出届」または「転入届」を提出したあとに発行できます。
これが新しい住所を証明するものとして、もっとも確実です。

住民票の他には、電気・ガス・水道など、公共性の高い料金の振替案内もでも大丈夫です。

住民票には期限があります。
取得してから1ヶ月以内に手続きするようにしましょう。

写真

写真は基本的に不要ですが、県外からの引越しには必要になることも。

写真は、基本的には不要です。
ただ、他の都道府県から引越した時に、必要になる場合があるようです。

その場合に用意する写真サイズは、縦3cm×横2.4cmが1枚です。
県外から引越した場合は、事前に写真が必要かどうか確認してみてくださいね。

引越しと運転免許更新の期日が近い場合は同時に更新できる

引越した時期と、免許更新の期限が近かった場合は、住所変更と免許更新を同時にできます。

この場合は、「免許の更新に必要な書類」と「住所変更に必要な書類」の両方を持って、免許更新に行く形になります。
そこで住所変更も同時に行います。

更新の通知は免許証の住所へ届けられるので、郵便物の転送手続きを確実に済ませておく必要があります。
郵便物の住所変更手続きについては、以下の記事をみてくださいね。

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代理人が免許の住所変更を行う場合は委任状が必要

夫が仕事の都合で変更手続きが難しい、という場合がありますよね。
その場合、妻が夫の代理人となって変更手続きを行うことが可能です。

免許の代理人の手続き
必要なもの	運転免許証記載事項変更届（施設にある）免許証の住所を変更したい人の運転免許証住民票（住所を確認できる郵便物など）印鑑委任された代理人の身分証明書（代理人の運転免許証・保険証・パスポートなど）委任状