現役の引越し営業マン
某引越会社の社員:ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当している現役の営業マン。営業成績10年連続全国1位。これまでの豊富な経験を元に、安くかしこく引越しするための裏事情をシェア(会社にはナイショ)。
「引越しの準備で1ヶ月前にやることはなに?」
引越し情報専門サイト「引越しママのみかた」を管理&運営している、某引越会社の社員のナカムラと申します。
このページでは、引越しの準備で1ヶ月前までにやることをご紹介します!
- 大家さんへ連絡しよう
- 駐車場の管理人へ連絡しよう
- 引越し方法の検討
- 引越し先の内見
- 家具のレイアウト検討
- 粗大ごみの処分の検討
- 引越し会社の手配
- 子供の転校手続き(保育園・幼稚園・小中高)
- インターネットの手続き
- 新しい大家さんへ連絡
引っ越し1ヶ月前にやることがズラリとありますが、この中で特に大切なのは、引越し会社の手配です。
それぞれについて、くわしく見ていきましょう!
大家さんへ連絡しよう!
引越しすることが決まったら、まずは今借りているマンションやアパートの大家さんもしくは管理会社に「引越すので部屋を出ます」と連絡をしましょう。
解約の連絡をするタイミングですが、一般的には引越しの1ヶ月前に定められていることが多いです。
これを忘れると、大きな損失が出てしまうので注意してください。
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてくださいね!
駐車場の管理人へ連絡しよう
車をもっている方の多くは、月極(つきぎめ)駐車場を借りていると思います。
引越しが決まったら、駐車場を管理している大家さんや管理会社に連絡しましょう。
連絡が遅れると、駐車場代を多く払ってしまうことにもなりかねないので、注意してくださいね。
引越し方法の検討
引越しをする場合、自分で行うのか、それとも引越し会社に頼むのかを検討しましょう。
単身の場合
ワンルームや1K、1DKの一人くらいの単身引越しで荷物が少ない場合は、引越し会社の単身向けのパックを利用するのもいいですし、近場ならレンタカーを借りて友達に手伝ってもらえば自力でも行えます。
ただし、友達に手伝ってもらう場合は、食事や商品券など謝礼を用意するのがマナーです。
学生なら1人3000円~、会社員なら1人5000円~1万円程度で考えるのが相場になっています。
引越し会社を利用する場合でも、単身なら意外と安く上がります。
いちど無料で見積もりを取ってみて、時間と労力をかけてまで自力で行った方が得なのか、検討することをおすすめします。
家族の場合
夫婦や家族など2DK以上の引越しとなると、荷物が多くなるので近場でも自分で行うのは大変になります。
例えば、冷蔵庫を運ぶにしても、家族で使う大きさになるとサイズも重量もケタ違いです。
重い荷物は慣れていないと運ぶのが一苦労ですし、腰を痛めるなど怪我の危険もあります。
しかも、自分で運ぶ場合は壊れても保証がききません。
いっぽう、専門の引越し会社に頼むと安心です。
国土交通省の定めた「標準引越運送約款(やっかん)」の規定で、万が一の場合にも補償してもらえるからです。
このことから、2DK以上のような家族引っ越しになると、素直に引っ越し会社に任せるのが安心・安全といえます。
見積もりは、無料で一括で出せるサービスを使うのがおすすめです。
一番安い引越し会社を、簡単に見つけることができますよ!
引越し先の内見(下見)
引越しをどのようにするか決まったら、引越し先の内見(下見)をして、引越し先を決定しましょう。
引越し先を内見するときは、家具の設置スペースや周囲の環境など、チェックしておく点がいろいろとあります。
例えば、ひとくちに2DKといっても、物件によってドアのサイズや天井の高さなどはまちまちです。
どこにどういう家具を置くかをあらかじめシュミレーションしておかないと「今の部屋では収まっていたベッドがうまく入らない~!」なんてことにもなりかねません。
いま住んでいるところよりもスペースが狭くなる場合は、特に注意が必要です。
モノはどこかに必ずあふれ出ますので、いまの荷物を断捨離(だんしゃり)することも考えないといけません。
引っ越しが決まったら、そういったことも考えていく必要があります。もっと詳しく内見について知りたい場合は、以下の記事をチェックしてみてください!
家具のレイアウト検討
物件を内見することで、部屋のサイズと搬入する家具のサイズが把握できたら、引っ越し先のレイアウトの検討をします。
コンセントの位置によって、どの家具をどこに置くのかが決まってきます。
方眼紙を使って家具をパーツにして、内面図の上で動かすと検討しやすいです。
また、以下のようにエクセルを使う方法もあります。
横幅1、高さ10に設定して、1マス5cmで部屋の間取りを作成。
あとはこの間取りに手持ちの家具の大きさを測って置いていけば、置く場所などを具体的に想像することができます。出典:http://lemontime.wp.xdomain.jp/?p=1695
このような配置図を作って、段ボールにも番号を書いておきます。
これを引越し会社さんに渡しておくと、当日の引越しがスムーズに行きます。
ただし、上の例はA~Jまでと位置の指定が多すぎて、かえって混乱する可能性があります。
大型家具以外は、細かく分ける必要はありません。
そんなに広いスペースではないのだから、手前のスペースから、ざっくり3つくらいの指定にとどめておくのが、お互いに分かりやすいですね。
粗大ごみの処分の検討
引っ越し先のお部屋のレイアウトを検討していると、不要なカラーボックスなどが浮上してきます。
断捨離する絶好のチャンスなので、この機会に不要なものは処分してしまいましょう。
机やタンスなどの大物は粗大ごみの扱いになるので、普通ごみの日に出しても清掃車は持って行ってくれません。
粗大ごみを捨てる場合は、それぞれの担当窓口で有料で排出予約をする必要があります。
そこで、不用品はオークションに出したり、他の人に譲る方法があります。
地方の掲示板ジモティーなど、不用品を譲るのに使いやすいサイトですよ!
外部サイト:ジモティー
引越し会社の手配
引越し会社の手配は、早めに行いましょう。
1年の中で引越しが多いのは、3月と4月です。
特に金曜からの週末は引越しが集中して予約でいっぱいになってしまいます。
また、引越し料金を1円でも安くしたいなら、見積もりを各社に頼む相見積もり(あいみつ)が欠かせません。
- 早めに申し込まないと希望日に引越しできない
- あいみつして会社を決定するには時間がかかる
以上の理由から、引越し会社の手配は、早めに行うようにしましょう。
安く抑えるには、かならず相見積もりをすること!
会社を選ぶ時に大切なのは、かならず複数の会社から見積もりをとるということ。
引越し会社によって見積もり金額が全然違うし、1社だけだと営業マンから「値引きしなくていい客」と判断されます。
プロは、言い方は悪いけどお客さんを見て料金を決めています。
1社だけならライバルはいないんだから、値引きする必要はないですよね?
現在では、一括見積もりサービスという便利なサービスがあり、これを利用することで半額以上安くなることもあります。
実際に、主婦が一括見積もりサービスを使って「予定金額の半分で引っ越しができました」という口コミが参考になるので、損をしないために一度は読んでおいてくださいね!
子供の転校手続き(保育園・幼稚園・小中高)
引っ越しが決まったら、転校の手続きをしましょう。
手続きの方法は「引っ越しする場所」「小中学校と高校」「公立と私立」で違います。
詳しくは、必ず学校に確認してください。
ここでは、主な流れだけを以下にご紹介します。
公立の小中学校の場合
①転出の手続き
1:引っ越しが決まったら、在籍校の担任教師に連絡する
2:在籍校から「在学証明書」と「教科書給与証明書」の発行を受ける
②転入の手続き
1:市区町村(役所)で転入手続きを行い、新しい住民票を交付してもらう
2:新しい住民票を持って教育委員会に行き、入学する学校の指定を受けるとともに「転入学通知書」を発行してもらう
3:指定された学校へ「転入学通知書」と一緒に、前に学校でもらった「在学証明書」と「教科書給与証明書」を提出する
学校によって手続きが違う場合があるので、挨拶もかねて直接学校へ行って担任の先生に申し出るようにしましょう。
必要書類は、引っ越し時になくなさないように注意してくださいね!
インターネットの手続き
インターネットの引越し手続きは、早めに行う必要があります。
その理由は、回線工事が必要になるからです。
申し込みが遅れると工事日も遅れてしまい、その結果インターネットを利用できる日が先延ばしになってしまいます。
インターネットの引越し手続きの流れは、以下になります。
1:現在のネット環境を確認する
2:引越し先のネット環境を確認する
3:移転・解約・新規契約の手続きをする
4:回線の工事日を決めて、工事する
まず現在のネット環境を確認して、引越し先の部屋でも使えるか回線会社とプロバイダーのそれぞれに確認しましょう。
解約・新規契約する場合の注意点をくわしくまとめているので、参考にしてくださいね。
新しい大家さんへ連絡
引っ越し日が決まったら、新しい大家さんに「いついつ引越すので、よろしくお願いします」と連絡を入れておきましょう。
連絡を入れておくことで、トラックを止めやすいように車をどかしておいてくれたり、オートロックのドアを開放してくれたり、エレベーターを使いやすいようにしてくれるなど、いろいろな便宜をはかってくれるものです。
まとめ
引っ越しが決まったら、すぐにやることをご紹介しました。
複数の引越し会社からあいみつを取ることは、引越し料金を安くするためにぜったいに欠かせません。
それに、早めに申し込んでおかないと、希望日に引っ越しできない、なんてことにもなりかねないので、早めにあいみつを取るようにしましょう!
引越しの見積もり料金は、一番高い会社と一番安い会社の差額が、なんと20万円を超えることがあります(家族で県外引越しの場合)
あいみつをするとだいたい20%~50%は価格が下がるので、複数社で見積もりを比較しなければ、何万円も損をしてしまいます。
そのため、引越しが決まったら、複数の引越し会社から見積もりをとる「あいみつ(相見積もり)」を、かならず行いましょう!
- 最初は、どの会社も「あえて高め」の料金を提示する
- 「見積もりが1社だけ」だと、価格は下がらない
- だから、数社で価格を競わせる
- そのことで引越し料金を何万円も節約できる
ですが、あいみつは時間がかかるのがデメリット。
200社以上もある引越し会社を、自分で探して1つ1つ連絡するのは大変です。
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2006年より、某大手引越会社の営業を担当。営業成績10年連続全国1位を達成。現在、営業管理職。これまでの豊富な経験を元に、引越し内部事情を、こっそりとシェア(会社にはナイショ)。好きな食べ物は、サラダチキンと玄米。現在、二児のパパ。
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