国民健康保険の引越し時の手続き!料金の二重支払いは大丈夫な理由

「引越すときの国民健康保険の、手続きの流れを確認したい!」
「国民健康保険の料金は、二重払いになるの!?」
「引越ししたら、どっちの役所に保険料を支払うの?」


というわけで、こんにちは!引越しママの、えみいです。

引越しするときには役所の手続きがいろいろ必要になりますが、国民健康保険もその一つ。

引っ越しママ

手続きをきちんとしないと、料金を二重に支払うことになるのかな!?

引っ越しプロ

きちんと喪失・加入の手続きをすれば、大丈夫ですよ!

この記事では、引越しするときの国民健康保険の手続きの流れについて、まとめてみました。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね!

そもそも健康保険とは?

国民健康保険は、加入が義務になっています。

そもそも、国民健康保険とは何なのでしょうか?
まずは「健康保険とは何か?」ということから説明します。

健康保険とは、病気やケガなどをして病院で診療を受けるとき、その医療費が安くなる制度のことです。
日本では、国民の全員が保険に加入することが義務付けられていて、未加入のままでいることは原則として認められていません。

引っ越しママ

「私は保険に入らないよ!」っていうのはダメなのか~

この健康保険には、大きく分けると2種類があります。
ざっくりいうと、会社から給料をもらっている場合は「社会保険」、自営業の場合は「国民健康保健」に加入することになります。

  • 社会保険……会社から給料をもらっている人が加入
  • 国民健康保険……個人事業主や短時間アルバイトなど、他の保険制度に属さない人が加入

国民健康保険の運営は、都道府県単位で行っているので(2018年4月より)、引越しをして住所が変わる場合には、それぞれの役所で変更手続きが必要になります。

引っ越しプロ

ちなみに社会保険の場合は、引越しすることを会社に連絡するだけで大丈夫ですよ!

市内に引越す場合の国民健康保険の手続き

市内に引越す場合の手続き
手続き場所 今住んでいる役所
期限 引越し後の翌日から14日以内
必要なもの
  • 国民健康保険証
  • マイナンバーカード
  • 通知カード(マイナンバーカードがない場合)
  • 本人確認書類(免許証やパスポートなど)
  • 限度額適用認定証(持っている場合)
提出者 本人または代理人

市内に引越しする場合、引越し後の翌日から14日以内に市区町村の役所で、国民健康保険の住所変更の手続きを行います。

前の国民健康保険証を返却すると、その場で新しい保険証が発行されます。
必要なものは自治体によって異なる場合があるので、事前に問い合わせをしてください。

引っ越しプロ

「転居届」の提出と一緒に行うと、二度手間にならなくてすみますよ!

市外に引越す場合の国民健康保険の手続き

国民健康保険の手続きの流れ

市外に引越す場合の国民健康保険の手続きは、以下の2ステップです。

1:引越し前の役所で、資格喪失の手続き

2:引越し後の役所で、加入手続き

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

1:引越し前には、資格喪失の手続き

資格喪失の手続き
手続き場所 引越し前の役所
期限 引越し前14日以内
必要なもの
  • 保険証
  • マイナンバーカード
  • 通知カード(マイナンバーカードがない場合)
  • 本人確認書類(免許証やパスポートなど)
  • 限度額適用認定証(持っている場合)
提出者 本人

市外へ引っ越す場合は、引越し前の役所で保険証を返却して、資格喪失の手続きを行います。
この時に「転出証明書」が発行されます。
これは引越し後の役所で必要になるので、大切に保管しておきましょう。

資格喪失の手続きを忘れてしまうと、引越し前の役所と引越し後の役所の両方から保険料が請求されてしまうので、「転出届」といっしょに確実に行いましょう!

引っ越しママ

二重に料金が請求されるなんて、たいへん!

もし万が一、手続きを忘れてしまった場合は、手続きをすれば2年間分は戻ってきます。

2:引越し後には、国民健康保険加入の手続き

加入の手続き
手続き場所 引越し後の役所
期限 引越し後の翌日から14日以内
必要なもの
  • 保険証
  • マイナンバーカード
  • 通知カード(マイナンバーカードがない場合)
  • 本人確認書類(免許証やパスポートなど)
  • 転出証明書
提出者 本人

市外へ引っ越した後は「転入届」を提出しますが、このタイミングで国民健康保険の加入手続きを行うのがおすすめです。

国民健康保険は、直前まで加入していた健康保険をやめた日(資格喪失日)から加入となるため、前の役所でもらった健康保険の資格喪失日を確認できる「転出証明書」が必要になります。

手続きを行うと、その場で新しい保険証が発行されます。
必要なものは自治体によって異なる場合があるので、事前に問い合わせをしてください。

代理人による国民健康保険の手続き

委任状の見本(練馬区)

すでに紹介したように、国民健康保険の加入・脱退の手続きは代理人でも可能です。

代理人による届け出の場合、必要なものは以下になります。

  • 委任状
  • 届出対象者のマイナンバー
  • 代理人の本人確認書類(マイナンバーカード、免許証など)

委任状は、自治体のホームページからダウンロードできます。

代理人の場合、手続きはできますが当日に保険証を受け取ることはできません。
保険証は、後日郵送の形になります。

国民健康保険の切り替え中に病院に行ったときの支払いはどうなるの?

市外に引越す場合は、途中の期間で保険証が手元に無いことになりますよね。

引っ越しママ

保険証がない時に病院へ行ったら、医療費はどうなるの?

保険証が資格喪失している期間中は、保険で治療を受けることができません。
そのため、医療費は全額自己負担になってしまいます。

引っ越しママ

えー!それはひどい!なんとかならないの!?

引越しする場合、保険証の資格喪失期間は、どうしても生まれてしまいます。
この問題を解消するため、自己負担した保険料は、あとで還付(返金)してもらえます。
このとき、役所で審査を受けるのに必要になるものが以下です。

還付に必要なもの

  • 医療機関等の領収書
  • 診療報酬明細書
  • 保険証
  • 振込先口座がわかるもの
  • 印鑑
  • 個人番号の分かるもの(世帯主及び手続き対象者)

還付の支給申請には、期限があります。
2年以内に行わないと時効によって権利が消滅しますので、注意してください。

引越しで国民健康保険の支払いが二重にならない理由

市外に引越しをすると、国民健康保険の支払いが引越し前後の役所から請求されて二重になる心配がありますよね。

私の住んでいる役所の窓口で確認しましたが「二重支払いにはなりません」と回答いただきました。

保険料の支払いは、以下の原則があります。

1:保険料は、市町村によって違う

2:引越し前後のどちらの役所に支払うかは、月の末日時点での加入で決まる

以下は、「二重支払いの可能性はあるんでしょうか?」というわたしの質問に対しての、役所の方の回答です。

「ございません。大丈夫です。
住所変更をされましたら、ご転入日の前の日まで前住所で保険料を頂くんですけども、月の月末に住所があるところでいただくので。

例えば10月20日で引越しした場合は、10月分の保険料までを以前の市町村で払われて、11月分からは新しい市町村でお支払いいただくようになります。なので、重複はいたしません。」

もし何か心配があれば、役所に確認してみることをおすすめします。

まとめ

引越しの国民健康保険の手続きについて、紹介してきました。
まとめると、以下になります。

  1. 市内に引越す場合は、今の役所だけで手続きOK
  2. 市外に引越す場合は、引越し前後の役所で手続きが必要
  3. 手続きをしっかりしないと、二重支払いになるので忘れずに!
  4. 資格喪失中の診察料は、全額自己負担になるので手続きは早めに!

国民健康保険の手続きは、忘れると余分な料金を支払うことになります。
転出届・転入届と同じタイミングで、忘れずに行いましょう!



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この記事に登場する専門家

ほんとに全国一位だ!

営業成績10年連続全国1位
引越しプロ:Dさん
2006年より、とある大手引越し会社の営業を担当。営業成績10年連続全国1位を達成。現在、営業管理職。これまでの豊富な経験を元に、引越しのぶっちゃけ節約術を、こっそりとシェア。好きな食べ物は、広島風お好み焼き。現在、二児のパパ。