現役の引越し営業マン
某引越会社の社員:ナカムラ
2006年より、某大手引越会社の営業を担当している現役の営業マン。営業成績10年連続全国1位。これまでの豊富な経験を元に、安くかしこく引越しするための裏事情をシェア(会社にはナイショ)。
引越し情報専門サイト「引越しママのみかた」を管理&運営している、某引越会社の社員のナカムラと申します。
引越し時にはいろいろな手続きが必要になりますが、銀行口座の住所変更もその一つ。
住所が変更したら、銀行口座の住所変更の手続きをする必要があります。
別に銀行の住所変更をしなくても、ATMでお金はおろせるよね?
確かにそうですが、いざ!というときに不便になる可能性があるから、ちゃんと変更してくださいね!
この記事では、銀行口座の住所変更の手続きについてまとめてみました。
ぜひ、最後まで目を通してくださいね!
引越し時の銀行口座の住所変更Q&A
引越しするにあたって、銀行口座の住所変更について、疑問がいろいろあると思います。
今回はQ&A方式でまとめてみましたので、参考にしてくださいね!
銀行口座の住所変更は必要なの?
Q:光熱費の引き落としや、カードの引き落としに使っている銀行口座があります。
引越しする場合、銀行口座の住所変更は必要なんでしょうか?
A:必要です。その理由は、以下のとおりです。
銀行からの郵便物が届かない
住所変更しないと、銀行からの通知が引越し前の住所に届いて、個人情報が次の住人にバレてしまうリスクがあります。
普通預金であれば、銀行からの郵便物はありませんが、カードローンを利用していたら、その利用明細が郵送されます。
また、定期預金や住宅ローンを利用している場合にも、定期的に書類が郵送されます。
郵便局の転送サービスは1年間有効なので、焦る必要はありませんが、引越し後には銀行口座の住所変更をすみやかに行いましょう。
なお、郵便局の転送サービスについては、以下の記事でくわしくまとめているので参考にしてください。
ATMの出金や、インターネットバンキングのサービスの利用が一時的に制限される可能性がある
ATMでは出金できない金額を口座から引き出す場合には、銀行の取引確認が行われます。
この時に住所の確認が行われ、変更手続きをしていない場合は、時間がかかってしまう可能性があります。
銀行の支店は、引越し後に変更した方がいいの?
Q:いまメインに使っている銀行が、●●支店です。
引越し先の近くには▲▲支店があり、引越し後は▲▲支店を使うことになりそうです。
この場合、●●支店から▲▲支店に口座を変更する必要はあるんでしょうか?
A:いまの口座を、別の支店に移す必要はありません。
支店が違うことによる支障は特にないので、住所変更の手続きをするだけで大丈夫ですよ。
もし支店を変更するとなると、口座番号が変わってしまうので、通帳やカードを作り変えることになってしまいます。
また、クレジットカードや、水道・ガス・電気などライフラインの料金を引き落としにしている場合は、それらの会社すべてに口座変更の手続きを行うことになります。
このように、支店の変更は手間がかかる割にメリットがないので、しなくて大丈夫です。
引越し先で銀行口座を作った方がいいの?
Q:今使っている銀行が●●地方銀行なんですが、引越し先の▲▲地方銀行で新しく口座を作り直した方がいいんでしょうか?
A:結論から言うと、引越し先で新しく口座を作った方がいい場合と、今までの銀行口座の住所変更をするだけでいい場合があります。
新しく銀行口座を作った方がいい場合
会社やアルバイト・パートの給料の振込口座が、会社指定の銀行である場合があります。
このような時は、会社指定の銀行口座を新しく作る必要があります。
また、今まで使っていた銀行の支店が、引越し先の近くにない場合は、新しく銀行口座を作った方が便利です。
例えば、東京に住んでいて東京三菱UFJ銀行をメインに使っていた場合を考えてみます。
地方に引越すと、東京三菱UFJ銀行の支店が、近くにない地域があります。
そうすると、都市部に出かけたときしか通帳の記帳ができません。
それに、近くのATMで現金を引き出す場合には、毎回ATMの手数料が必要になってきます。
これはお金の無駄ですよね。
このように、今まで使っていた銀行の支店が引越し先にない時は、新しく銀行口座を作る方が損をしません。
新しく銀行口座を作らなくていい場合
引越し先に今までの銀行の支店があって、会社やアルバイト・パートのお給料の振込口座を、あなたの希望する口座でOKしてくれる会社であれば、銀行口座を新しく作る必要はなさそうです。
例えば、クレジットカードや電気・ガス・水道代の引き落としを、ゆうちょ銀行にしていたとします。
そして、お給料の振込口座もゆうちょ銀行で大丈夫なのであれば、新しく地方銀行の口座を作る必要性はありません。
例えば、私の場合「必要になるかな?」と、早まって引越し先で地方銀行の口座を作ってしまったことがあります。
しかし、新しく口座を作ってみたものの、まったく使う機会がありませんでした。
口座を作るときに入金した100円が、いまもそのまま口座に眠っています(苦笑)
このように、引越し先に今まで使っていた銀行の支店があるのであれば、まったく困ることはないですよ。
使わない銀行口座は解約した方がいいの?
Q:地方銀行を使っていて、遠距離の引越しをすることになった場合、今の口座は使わなくなるので、解約した方がいいんでしょうか?
A:解約しましょう。
今後使用しない口座は、長期間使用しないと休眠口座とされて、すぐに預金を引き出せなかったり、現金を引き出す際に手数料がかかったりする場合があります。
また、解約しないまま遠距離に引越した場合、その銀行になかなかいけなくなります。
その場合は取引銀行で「預金取り立て」を依頼して解約手続きができますが、このとき手数料がかかってしまいます。
このように、引越し後に使わない口座は、損をしないために解約しましょう。
銀行口座の住所変更は、住民票や免許証の変更をした後に行う
銀行口座の住所変更手続きは、手順として住民票や免許証の変更をした後に行うことになります。
どうしてかというと、銀行口座の変更手続きには、引越し後の住所が記載された書類が必要になることがあるからです。
銀行口座の住所変更はいつまでに?
銀行口座の手続きは、役所のように「いつまでに」という期日はありません。
でも、前述したようなリスクがあるので、引越し後にすみやかに行ってくださいね。
銀行口座の住所変更の手続きの方法
銀行口座の住所変更は、次の方法で行います。
- インターネット
- コールセンターに電話
- 郵送
- 窓口
銀行によっては、受け付けていない方法もあります。
それぞれの会社の連絡先を下記に掲載しているので、詳しくはそちらから確認してください。
1:インターネット
インターネットは、インターネットバンキングに登録している場合に行えます。
24時間いつでも、パソコンやスマホから、3分程度で手続きできます。
必要なもの
- インターネットバンキングのIDとパスワード
手続きの流れ
- ログインする
- 住所変更の項目を選択する
- 入力して更新する
例えば、東京三菱UFJ銀行の場合、平日の17:00までに行うと原則当日中に変更内容が反映されます。
それ以降の時間帯で行った場合は、原則翌平日窓口営業日に変更が反映されます。
定期預金、住宅ローン、特定の商品等を利用している場合は、インターネットでの住所変更ができません。
窓口で行う必要があります。
2:コールセンターに電話
コールセンターに電話することで、約15分程度で住所変更の手続きを行うことができます。
必要なもの
- 通帳
3:郵送
郵送で手続きする場合は銀行によって違いますが、大まかな流れは以下になります。
手続きの流れ
- 必要な用紙をプリンターで印刷する
- 必要事項を記入する
- 投函する(郵便代は無料)
4:窓口
銀行の窓口で手続きする場合は、本人が行います。
必要なもの
- 通帳
- 印鑑
- 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)
銀行別の住所変更の手続き先
以下に、銀行別の住所変更の手続きページをまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
ゆうちょ銀行の住所変更
ゆうちょ銀行の通帳の手続き
|
|
手続き場所 | お近くの郵便局の窓口 |
期限 | 引越後なるべく早めに |
必要なもの |
|
ゆうちょ銀行の通帳の住所変更手続きは、郵便局の窓口でしかできません。
引越し後に、必要なものを用意して窓口にいってください。
三菱UFJ銀行の住所変更
⇒住所変更
三井住友銀行の住所変更
りそな銀行の住所変更
ジャパンネット銀行の住所変更
楽天銀行の住所変更
まとめ
引越しにおける銀行口座の住所変更について見てきました。
まとめると、以下になります。
- 銀行の住所変更は、引越し後にすみやかに行う
- 銀行支店を変更する必要はなし
- 引越し先で口座を作るのは、支店が近くにないときと、給料の振込口座が指定のとき
- 使わない口座は、解約した方がいい
引越し後には、まず住民票の手続きをして、そのあとに銀行口座の住所変更をすみやかに行いましょう!
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